リフォーム工事は「完成するまでの過程」も大切です
リフォームを検討するとき、多くの方は、こういうことを気にされていると思います。
- どんな仕上がりになるか
- 費用はいくらか
- 工事期間はどれくらいか
しかし、実際のリフォーム工事では完成までの過程も非常に重要です。特に京都では、
- 道幅の狭い住宅地
- 隣家との距離が近い住宅
- 町家や古い住宅
こうしたお家も多いため、一般的な住宅より細かな配慮が必要になります。
ですから、良いリフォームとは、ただ完成した家がきれいになることだけではなく、
- 「安全に」
- 「周囲へ配慮しながら」
- 「計画通りに」
工事を進めることも含まれていると私は考えています。
※工事の流れとは別に、先に見積りについて少し詳しく理解しておきたいという方は、『京都のリフォーム見積で失敗しないための完全ガイド』からご覧ください。
京都のリフォーム工事で最初に行うこと
現地調査はGoogleマップでは分からない部分を見るために行います
今はインターネットでGoogleマップを使うと、現地の状況を見ることができます。しかし、Googleマップだけで判断するのは、、、危険です。
なぜなら、現地に立って見て見ないとわからないことがありますから。例えば、
- 道路幅
- 資材搬入ルート
- 廃材搬出ルート
- 隣家との距離
- 足場設置場所
- 作業スペース
Googleマップでは見えないところに、お隣の植木鉢やプランターがあるとか。資材搬入ルートに使えそうな道も、実際に足を運ぶと傾斜がきつかったり。そんなこと、Googleマップだけではわかりません。
ということで特に京都では、写真や地図だけでは判断できないことがあります。また、こんなことも多々あります。
- 電柱の位置(道側にはみ出してる)
- 電線の高さ(低い)
- 実際の通行状況(朝晩の通勤通学時は意外に多いとか)
- 隣家との距離感(住宅以外のモノが置かれていて想定よりも距離がない)
だからこそ、経験のある職人が現場を見ることが重要になります。
リフォーム工事の基本的な流れ
STEP1:お問い合わせ・ご相談
- どのような暮らしを望んでおられるか
- 何に困っておられるか
- どこを改善したいか
を確認します。
ここで重要なのは、工事内容だけではなく、「その家をどう使うのか」を施主様と私たちが共に理解できるようにすることです。
STEP2:現地調査
こんなところを確認します。
- 建物状態
- 工事方法
- 搬入経路
- 近隣環境
現場経験がモノを言う部分です。セールスマニュアルだけでは対応が難しい部分です。
STEP3:工事計画・お見積り
単純な金額だけではなく、
- 施工方法
- 想定している使用材料
- 工程
- 注意点
まで含めて説明します。
気になることは不安なことなどありましたら、どんどんご質問ください。
STEP4:着工前準備
京都の住宅では特に重要です。
- 近隣へのご挨拶
- 工事車両確認
- 搬入方法確認
- 作業時間調整
STEP5:工事開始
ここから職人の技術だけでなく、現場監理能力が重要になります。
狭い場所・隣家が近い現場で職人が注意していること
(1)工事スペースをどう確保するか
京都では、
- 建物間が近い
- 道が狭い
- 作業場所が限られる
現場があります。その場合、
- 作業手順を変える
- 資材搬入のタイミングを調整する
- 工程ごとに必要な場所を確保する
などの工夫をします。
(2)近隣への影響を最小限にする
- 騒音
- 振動
- 車両の出入り
- 資材置き場
「工事だから仕方ない」ではなく、どうすればご近所の負担を減らせるかを考えます。
外注=品質が悪いという考え方について
リフォームの記事では、よくこんなことが書かれています。
「自社職人だけで施工する会社が安心」
「外注する会社は避けた方が良い」
しかし、実際の建築現場では、すべての工事を一人の職人、自社の職人だけで完結することはできません。
電気工事、設備工事、専門的な施工など、それぞれに高い技術を持った職人が必要です。
ですから大切なのは、「外注か自社か」という形ではありません。
重要なのは、誰が責任を持って現場をチェックするか(監理)です。
キトダ工務では、信頼できる外注先さんしかお願いしていません。また、工事の監理は自社スタッフが行っています。
キトダ工務の現場監理への考え方
技術と経験を持った自社スタッフが現場をチェックします
キトダ工務では、職人経験や施工知識を持った自社スタッフが現場監理を行います。
そのため、
- 工事品質の確認
- 工程管理
- 納まりの確認
- 外注先さんとの調整
を責任を持って行えます。
信頼できる協力業者とのチームづくり
専門工事については、信頼できる外注先さんへお願いしています。そして、ただお願いするだけではなく、
- 技術力
- 現場での対応
- 周囲への配慮
- 仕事への姿勢
を含めて、安心して任せられる職人さんと仕事をしています。
良いリフォーム工事とは「チームでつくるもの」
良いリフォームは、一人の職人だけでは完成しません。
- 設計する人
- 監理する人
- 施工する人
- 専門技術を持つ職人
それぞれが責任を持ち、同じ方向を向くことで、本当に使いやすく、長く安心できる住まいになります。
これはリフォームだけではなく、新築住宅でも同じです。
さいごに
リフォーム工事は施工技術だけでなく、監理力も重要です。他業種で言うなら「マネジメント力」ですね。
今回の内容をまとめますと、このようになります。
- 京都では現場条件の確認が重要
- 狭い場所ほど事前計画が必要
- 外注=悪ではありません(どういう外注先さんにお願いし、誰がチェックするのかが重要)
- 信頼できる職人と責任ある監理が品質につながる
あなたのリフォーム工事の参考になれば幸いです。
